タンパク質5

2万種のタンパク質の折りたたみ構造が,X線回折,NMR(磁気共鳴)により解析されている.構造は,コンピュータグラフィックにより,3次元化され,可視化される.このようなツールがいくつも開発されている.

 タンパク質には,2種の共通した折りたたみ構造がある.αヘリックス(皮膚;らせん型),βシート(絹;平行型)がそれである.生体内では,らせん構造が形成されやすい.2つのαヘリックスが巻き付き,コイル構造を作る.

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タンパク質15

今日では,ほとんどのタンパク質は,遺伝子操作を行えば,大量生産できる.これは,バイオテクノロジー産業を生み出した.例は,インスリン,成長ホルモン,排卵誘発剤など.また,新しい機能を持つタンパク質も合成できる.タンパク質の構造解析には,X線回折が用いられるが,これにはタンパク質が結晶構造をしている必要がある.結晶化を必要としない解析方法は,核磁気共鳴法である....

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タンパク質14

タンパク質には,モータータンパクと呼ばれる可動運動するタンパクがある.駆動力は,ATPである.ATPを加水分解することにより,大量の自由エネルギーが放出され,タンパク質の変形を行わせる....

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タンパク質13

タンパク質が働く仕組みには,フィードバック回路が備わっている.タンパク質や酵素は,持続的に細胞内で働いているのではなく,必要な時に働くようにして,エネルギーを節約している.この調節がフィードバック回路である.最終目的物が多く生産されると,信号が送られ,反応系の始めの酵素の働きを阻害し,生産をやめさせる.これは,タンパク質の形が変化するコンホメーションの変化によって行われる.この活性化や不活性化には,リン酸がかかわっていることが多い....

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タンパク質12

タンパク質に,他の小分子が結合すると,タンパク質に機能が付加される.例えば,網膜の光受容体;ロドプシンは,紫色の光を感じるタンパクである.これに,レチナールが付加されると,レチナールは光により変形し,この変化が,ロドプシンにより増幅されて,脳に信号が送られ,光が感じられる....

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タンパク質11

タンパク質の1種のリゾチーム(酵素)は,エネルギーの元になる多糖類の鎖を切断する.切断は,多糖類の鎖を咥え,かみ切る.切断が終わると,リゾチームは元の形になる.かみ切りは,活性部位で酵素の結合が化学的にゆがめられることにより,生じる....

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